学校図書館情報化・活性化推進モデル地域事業
(文部省指定)

西小学校の取り組み

       研究主題 自ら学び、心豊かに生きる児童の育成

     研究の目的

 学校図書館と白岡町立図書館・白岡町内小・中学校を結ぶ白岡町教育情報通信ネットワークシステムを有効活用し、学校での読書センター・学校情報資料センターの能力を活用し、自ら学び、心豊かに生きる児童を育てる学校図書館をめざす。

    2 研究概要

 児童が自ら学ぶ意欲を育て、主体的に学ぶ喜びを味わわせる問題解決的・体験的な学習を重視した実践を行う。

    3 研究の成果

      (1)学校図書館ボランティア活動

 地域の学校教育ボランティア(学校図書館ボランティア)の協力で毎週月・水・金曜日の三日間、午前10時から午後1時30分まで、児童図書の紹介や貸し出しの支援、図書室の整備などをしている。
 従来は、図書委員会児童だけで、貸し出し活動をしていたが、ボランティアの方々から支援をいただき、幅広い図書室経営ができるようになってきた。また、毎週月曜日の昼休みには、ボランティアの方が中心に「昼休みお話会」を開催している。回を重ねるごとに心待ちにする児童たちが多くなってきた。
       

     (2)読書タイム

 児童の読書力の向上を図るために、毎週木曜日・第1・3土曜日の朝の10分間読書(読書タイム)を実施している。児童の中には図書館から本を借りてきたり家庭から持参した本を読んだりしている。
 今まで、本に興味を示さなかった児童も自分にあった本の選択ができることから、意欲的な読書活動ができるようになってきた。本の貸し出し状況も高まってきている。

       
    4 今後の課題

 児童が、情報を収集する手段としては、本やインターネットによることが多くなっている。今後は、雑誌や新聞などの情報を整理して、活用を図っていきたい。