平成18年度 校内研究
 

1.研究主題    自ら学び自ら考え、学びを生かす児童の育成
             
−国語科・算数科を通しての「確かな学力」の定着をめざして−

2 研究主題設定の理由

  変化の激しい社会を生きていく子どもたちに、「生きる力」を身につけさせることが、今日の学校教育の

課題である。「生きる力」とは、「確かな学力」「豊かな心」「たくましい体」の3つの要素からなり、3つの中の

「確かな学力」を取り上げ、その育成のための研究に取り組むものである。「確かな学力」とは、自ら学び自

ら考える主体的な学習を意欲的に継続し、基礎基本を身につけ、学んだことを生活に生かし、よりよく問題

解決していくことのできる力と考える。

 県でも「生きる力」を育むために、「教育に関する3つの達成目標」を作成し、昨年度より取り組んでいるが、

本校でもこの3つの達成目標に絡め研修を進めてきた。主に国語科と算数科で、「読む」「書く」「計算」を中

心に、基礎・基本の定着のための指導法の研究に取り組んできた。その結果、基礎・基本のより一層の定

着が図られたところであるが、個に応じた指導、問題解決力の育成など新たな課題も見えてきた。そこで、

本年度は、昨年度の研修をさらに深め「確かな学力」の更なる定着をめざし本研究主題を設定するものである。